製薬向け乾燥機
私たちの健康を保ち、命を救ってくれるさまざまな薬は、その製造工程においても厳密な衛生管理がなされています。製薬工場内の機械ももちろん同様で、工程が終わると毎回分解され、部品の洗浄、乾燥を行っています。当社の乾燥庫は従来にない電気ヒーターを採用し、クリーンかつ効率的な乾燥を行うことができます。
もちろん、高性能フィルターの装備や熱負荷の小さい高断熱構造等、クリーンルームに求められる要件は満たしつつ、各工場の条件や要望に応じたカスタマイズが可能です。ぜひ一度ご相談ください。
もちろん、高性能フィルターの装備や熱負荷の小さい高断熱構造等、クリーンルームに求められる要件は満たしつつ、各工場の条件や要望に応じたカスタマイズが可能です。ぜひ一度ご相談ください。
乾燥庫の一例
集中制御盤 
操作系及び制御系の部品は、集中制御盤に収めることで操作性とメンテナンス性の向上を実現しています。 |
乾燥庫（洗浄室側・乾燥保管室側）
 乾燥庫(洗浄室側)  乾燥庫(洗浄室側) 乾燥する対象物は、洗浄室から投入し乾燥保管室に搬出するパススルー式です。清浄度の異なる部屋を通り抜けるため、扉は一方を開くともう一方で警報が鳴ります。乾燥庫は台車の大きさに合わせて3室にわかれており、別々に運転・制御が可能です。 |
この例における『従来方式』と『新方式』を比べてみると･･･
| 従来方式 | 新方式 | |
|---|---|---|
| 熱源 | 蒸気ボイラー(工場設備) | 電気ヒーター |
| CO2発生 | 工場内 | 工場外 |
| メンテナンス性 | 個々の機器で配管のメンテナンスが必要。ドレンの処理も必要になる。 | ヒーター本体と電線のみ。交換も容易に行える。 |
| 乾燥庫本体 | 1室に扉4組 | 3室(各扉1組) |
| 運転・制御 | 運転制御は1系統。庫内容積が大きく、個室でない為、扉の回転の回数が多くなり温度が安定しづらい。 | 各室で個別に運転・制御可能。他の乾燥庫とは独立している為、温度ムラもなく、扉の開閉による他室への影響もないし。 |
| 運転時間 | 広い庫内での循環がよくない為、対象物の乾燥までの時間が長くなる。 | 個室で効率よく熱風が対象物を乾燥する為、短時間での乾燥が可能(例示の工場では約半分に)。 |
| 運転音 | 大きい(警報音が聞こえにくい) | 小さい（小声での会話も可能） |
